宇多良炭鉱見学 その12


橋の袂に下りてきました。

立派な橋です。
川面からの高さを見て感じたのは
この橋は炭鉱が船で荷を運び出していた頃の発想で作られたものではないだろうという事。
船が行き来には低すぎる橋。


炭鉱はこの橋ができたころにはもう稼働していなかったのでしょうか。
それとも陸路になっていたのでしょうか。
燃料などを考えれば
道路の整備状況を考えれば
まだ船が最も交通手段として有効だったであろうその頃に陸路は考えにくいです。
 

あのマングローブの中に残る船のエンジンはこの橋ができた頃には
もう朽ちて動けなくなっていたのかもしれません。


少しずつ傾きかけた日差しの中。スタート地点まで戻ってきました。

沿道に居た人もすっかり引き上げています。
やまねこマラソンが終わったようです。

のどが渇いたので駐車場横の自動販売機に向かうと見事に全て売り切れていました。


ホテルに帰ることにします。
自転車なら本当にすぐの距離です。
のんびり走って10分という所ですね。


ホテルに帰ると、この「かめさんライト」がお出迎え。
口が開いているので覗き込むとライトが内蔵されていました。

フロントに自転車の鍵を返却して、つめたーいお茶の無料配布にありついていると
ホテルの一人の方が声をかけてくださいました。
「お帰りなさいませ。支配人から伺っております。
炭鉱跡に興味をお持ちのお客様がいらっしゃっていると。」

えええっ(汗)
た、たしかにホテルに着くなり炭鉱を連呼していた客ですが。
まさか皆さんにお言葉がかかっているとは思っておりませんよぅ。

「あ。はい!行ってきましたぁ。写真一杯撮れました。」

吃驚しながらも嬉しくて撮ってきた写真を再生してお見せしてしまいました。

「こちらの島に炭鉱の資料を公開している民族資料館、歴史資料館は無いんでしょうか?」
「残念ですがございません。生憎と土曜日ですのでエコツーリズムの建物の方も閉まっておりまして。」

残念がっていると、この方の私物の「西表島エコツーリズムガイドブック」という本を貸してくださいました。

「ありがとうございます♪明日行く予定の内離島の事も勉強します。」

普通怪しまれた上にむしろ冷遇されてもおかしくない小汚い客一人に
ホテルの人が一生懸命良くしてくださることに素直に感激しました。

部屋に帰ると船酔いから復帰した家族に成果報告。

夕食までの時間に海岸をお散歩。

こうして西表島一日目は無事に終わりました。